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どうも、明日が何の日か、さっぱりわからないフリしてます。
シンタロウです、こんにちは。
明日はメロン記念日でしたっけ?

昨日の晩は、疲れ果てて4行くらいの文章で済ませましたが、
しっかしまァ、昨日は降りましたね。
いまいましいほど、雪が降りましたね。
朝起きたら、窓の外は吹雪いてるじゃないですか。

こういう雪の日ってのは、必ず交通機関が麻痺するもの。
昨日の通勤は、私にとって過去最悪のものとなりました。
失ったものは数多く…。

というわけで、今回は、私の昨日の通勤を文章で再現してみます。
名付けて、「サバイバル・ゲーム in スノー」。
タイトルに意味はありません。
以下、ストーリー形式で話を進めていきます。

ただ、かなりの長文になるので、
読まれる時はハチマキ着用でお願いします。
できれば、「一 ● 番」と書いた日の丸入りのやつを。(?)

A.M. 6:30 極寒の朝

く… 寒い!なんなんだ、この寒さは…!
物凄い寒さを感じ、俺は布団から飛び起きた。

「ち・・・ッ 暖房が切られてる。」

省エネか電気代節約か何か分からんが、
深夜に母親がこっそり我が部屋に潜入し、
エアコンを切ってしまったのだろう。
おかげで俺の部屋は霜が降りるほど極寒だった。

しかし、これほどまでに寒いのは何故だ?
いつもと何かが違う…。
窓の外に目を向けてみると、そこには信じられない光景が…

ゆ、雪降ってるやん… しかも豪快に。

A.M.7:00 独りで作戦会議

やばいぞ、これは。非常にやばい。
何がヤバイかって、これだけ雪が降ると、
駅までの交通手段であるバスの運行に多大な支障が出る。
しかも、普段は車もしくは原付で通勤している輩が
バスにどっとおしよせる。
雪によって運行が遅れる上、普段の数倍の人間がバス停に並ぶ。

バスにやすやすと乗れるわけがない。

というか、

このクソ吹雪の中で、
乗れるか乗れないか分からないバスを待つのが嫌だ。


しかし、そんなことを言ってもだ、会社に遅刻するわけにはいかん。
欠勤は数回あるが、俺は遅刻だけは絶対にしない。
でも、バスを待っていたら、確実に遅刻する。

考えろ… 考えろ… 今、もう7時だ…

JRのダイヤが相当乱れることを想定しても、
とりあえず、8時ちょっと過ぎまでには駅に着けばいいんだ…
考えてる間にバスを待てばいいって話だが…それはヤダ・・・

そうだ…

駅まで歩こう。


我が家から距離的に近いJRの駅は、JR線Y駅とN駅。
Y駅までは徒歩30分、N駅までは徒歩40分。
先ほどのバスってのは、毎朝利用しているN駅行きのバスだ。

Y駅の方が近いし交通量が非常に少なく安全だが、
この駅までの道のりはアップダウンが激しすぎ、
体力を急激に奪ってしまう。
また、急斜面を革靴で登れるかが心配だ。
しかも、この駅は普通電車しか止まらないから
電車に乗った後のタイムロスが気にかかる。

毎朝利用しているN駅は10分多くかかってしまうが、
普段運動の為に歩いているコースであり、
比較的平坦な道が続いているから体力の消耗も少ない。

例年の傾向から見ると、こういう吹雪の日は、
バスが30分以上遅れて到着する。
そこには普段の3倍以上の人間がバスを待っている。
そこからのろのろ運転で20分以上かけて駅に到着する。
バスで行くとした場合に想定される所要時間は50分だ。

以上の要因を考慮に入れると、

N駅まで40分かけて歩く。

のが、最も無難な選択であると言えよう。

こういうときこそ、普段のジムでのトレーニング成果を見せねば。
誰も見てないけど、とりあえず見せねば。

そうと決まれば、早速フル装備しなければならん。

シ 「母上、本日私は、色々考えた上で、徒歩で行くことにしました!」
母 「アホか、あんた。」
シ 「はい、8割りがた。」

A.M. 7:30 出陣

いくら雪が降っていて非常事態であろうが、準備はなぜかゆっくりだ。
とりあえず、フル装備は完了した。

マフラー、コート、手袋、傘…

我ながら、なかなかの貧弱装備。
お世辞にもフル装備とは言えない。


そして鞄の中には、未だ返していなかったTSUTAYAのCD。

延滞料が恐らく5000円くらいたまっているであろうが、
この早朝の機会を利用して返却ボックスに返却し、
TSUTAYAに対する金銭的な債務は当分忘れることにした。

シ 「それでは、行って参ります。日の丸のタメに。」

…そう呟き、玄関を出て、階段を下り、外に出た。

snw


寒い冷たい!ごめん、無理!

しかし、一度決めた以上は、もう後戻りは出来ない。
傘を差しても横から雪が吹雪くので意味が無いながらも、
一歩一歩、突き進む。

途中、歩いていると、突然フワッと体が舞った。
一瞬の出来事だった。
突然視界が空に向いてしまった。
そして、背中に「ドンッ!」という強烈な衝撃が走った。
しまった… 俺としたことが…

マンホールで足が滑って後ろ向けに転倒してしまった。

ベタなお約束と、転倒した瞬間の己の見事な受け身に自我自賛だ。
中学校の授業で2、3回やった柔道がここで生きるとは。
おかげで全く外傷は無しだ。プライドはズタズタだけど。

それでもめげずに、歩き続けた。
足元の感覚が無くなって来た。
無理も無い。雪山で革靴履いてるようなもんだ。
左足小指がもう無くなってしまったかのような感覚だ。

目の前はもう、視界不良。
しかし、真っ白なまどろみの中、
いつものバス停には普段の5倍近くの人間が並んでいた。

バスを待つのがアホウか、歩くほうがアホウか…

そういう迷いも生じたが、とりあえず己の決めた道を進もう。
「俺、カッコいい。俺、カッコいい。歩く俺、カッコいい。」
あまりの寒さに思考回路がぶっ飛びながらも、前に進んだ。

途中、TSUTAYAが目の前に現れた。

「さらば、延滞料5000円分のCD達よ。
 当分の間、TSUTAYAは利用しないことにするよ。」

合掌して、彼らを返却ボックスに送り出す。
しかし、問題が発生した。
ちょっとデカすぎて返却ボックスになかなか収まらない。

「やばい、でも、今ここで返さないわけにはいかん。」

右手でグイグイ押し込み、
返却ボックスの奥まで手を突っ込みきり、
なんとかCDをTSUTAYA店内に押し込んで、
パッと手を引っこ抜いてみると、なんと…

右手の手袋が無くなっていた。

しまった…

CDと一緒に手袋まで押し込んでしまった。

開店時、TSUTAYAの店員が見たら何事かと思うだろう。
返却物の中になぜか片方の手袋まで紛れてるんだからな。

これには俺も、相当動揺した。
大切な「手」の装備が一つ破損したのだから。
こうなったら右手はポケットに突っ込み、
左手のみで傘を支えるしかない…

手袋を人質に取られたからには、
近々取りに行って、名前を聞かれ、会員番号を照会され、
ついでに延滞料を払わされるというシナリオが完成した。

最悪なシナリオだ。 

刻々と変化する状況に、なんとか適用しようと思ったその時、
突然、強力な風が吹いてきた。

くっ…!やばい!傘が風受けている!
左手だけではささえきれんが、
右手をポケットからだすわけにはイカン!ちべたいし!

ヒューストン、メーデー!メーデー!ヘルプミーッ!

開いちゃいけない方向に開いていく傘…

なんとか左手だけで持ちこたえようとする俺…

なかなか止まない強力な突風…

そして…

ベキッ…!

はッ… 何か今、嫌な音が…

ふと傘を見てみると、案の定、傘の骨の部分が1本折れていた。

最悪だ、最悪だよママン!

このTSUTAYAは丁度、駅までの道のりの中盤だ。
中盤にして、大切な装備を二つも破損してしまった。

しかし、今は前に進むことだけを考えるしかない。
遅刻は出来ない。したくない、無遅刻を守れ、シンタロウ!

そう自分に言い聞かせ、左手で壊れた傘を持ち、
泣きながら前に進み続けた。

教習所、イズミヤを抜け、角を曲がると後は駅への一本道。
車は全く走っていない。
ただ、吹雪が強くなり、視界はほとんど真っ白だ。

若干、減り気味の体力… 朝飯を食い忘れたのに気付く…
吹雪の中、意識が朦朧としてくる…

「母上、お父様は裏切り者なのですか…?」
(映画:北の零年より)

そう呟いてしまいたくなるような光景だった。

そして、なんとか駅に到着した。
俺は、小脇に小さくガッツ・ポーズ…!

「これで… 心おきなく死ねる…。」

と、言い残し、帰りたい気分だったが、
これから夜まで仕事をせねばならんと思うと、凹んだ。

通勤にここまで体力を使い果たしたのは初めてだ。

ちなみに、電車もかなり遅れたが、
なんとかギリギリ遅刻せずに済んだ。

失ったもの…  傘、手袋の片方

得たもの…  マンホールで転んだ辱め、無意味な達成感

結局、この冒険で有益だったのは、
無遅刻を守りきったことだけだった。

長々と、読んでいただきありがとうございます。


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なぜ定時出勤する必要があるんだ。のんびり昼頃出勤して、JRにもらった延着証明を印籠のようにかざせばいいじゃないか。それに、君はスノトレあるいは長靴さえ持っていないのか?雪道を革靴で歩くのは、何のこだわりなんだ。なぞだ。教えてくれ。
【2005/12/23 13:53】 URL | okiraku #-[ 編集]
okirakuさん>
延着証明を見せようが、7時間半働かねばならんのです!
半休いただくのももったいないので、定時に行って定時に帰る!
そして飲む!
長靴、スノトレは買ってないだけです!
【2005/12/23 14:19】 URL | シンタロウ #-[ 編集]
おつかれさま!
大変だったねぇ~
でも、今思ったんだけど、、、これは出勤時の出来事でしょ?
帰宅時の出来事はどこにいったの!?(^^;;
んま、それも楽しみにしてるからね!(^O^)
【2005/12/23 16:32】 URL | もんちゃん #-[ 編集]
>もんちゃん
おっと、これは失敬。帰りもメイク・ドラマありましたけど、
朝ほどではないんです。でもまァ、書いてみます。
【2005/12/23 18:06】 URL | シンタロウ #-[ 編集]














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